【解説/解答】ファイナンスのための確率解析 2 II 練習問題1.7
ファイナンスのための確率解析 2 II シュプリンガー・ジャパン S.E.シュリーブ著、長山いずみ 他訳 練習問題1.6 解答
(i) 答え
[証明] 関数の最大値はx=0となるである。
よって、を任意の正の整数とすると、アルキメデスの定理より、以上の自然数が存在するので、そのうちの一つを選んでNとする。すると、Nより大きい任意のnに対して、
が成り立つ。
は関数の最大値であるから、
□
{i}答え
[証明] を任意の正の整数とすると、
=
よって、 □
(iii)単調収束定理では、関数列の単調増加性が前提として必要であるが、は単調増加性はなく、定理とは矛盾しない。